WBO世界フライ級王座を返上し、4日に4階級制覇挑戦を表明したばかりの田中恒成(24=畑中)が7日、都内の東京ドームホテルで行われた19年度ボクシング年間表彰式に出席。優秀選手賞を受賞した。

5日にはWBOのスーパーフライ級ランキング1位となり、一定期間の間に王者に挑戦できる権利を持つ指名挑戦者として認定された。現在の同級王者井岡一翔(30=Reason大貴)との対戦が期待されるが、田中は「挑戦できるように、しっかり準備したい」と慎重な姿勢を示した。まずノンタイトル戦に臨む予定で、「20年のうちにどういう形でもいいので4階級制覇したい」と語った。