元世界4階級制覇王者で挑戦者のローマン・ゴンサレス(32=ニカラグア、帝拳)が、6度目の防衛を目指した王者カリド・ヤファイ(30=英国)を9回TKOで下し、3年ぶりの世界王座返り咲きに成功した。

序盤から接近戦で圧力をかけると、8回終了間際に上下への連打でダウンを奪取。9回のゴングと同時に距離を詰め、最後は強烈な右ストレートで試合を決めた。17年3月にシーサケット(タイ)に判定負けし、プロ47戦目で初黒星。同年9月の再戦でも4回KO負けしたが、そこから再起3連勝で、完全復活をアピールした。ゴンサレスの戦績は49勝(41KO)2敗、プロ初黒星を喫したヤファイは26勝(15KO)1敗となった。