32人によるシングルトーナメント戦ニュージャパン杯が16日開幕し、1回戦4試合が行われた。優勝者は7月12日大阪城ホール大会でIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル2冠王者内藤哲也(37)とタイトル戦を行う。

初出場のIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム(30)は、本間朋晃(43)と対戦。ヘビー級の本間とエルボーや逆水平で互角に打ち合い、エプロンにデスバレーボムで打ち付けてダメージを与えるが、意地の本間はくたばらない。ヒロムはこけしロケットをくらい、さらにこけし落としを狙われるが、切り抜けて再びデスバレーボムをさく裂。続けてTIME BOMBを決め、3カウントを奪った。

同じユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの大将で現2冠王者の内藤とは、3月3日の旗揚げ記念日大会でシングル戦を行う予定だったがコロナの影響で流れた。優勝すれば、その一戦が実現する。「ヘビー級の強さ、わかった! おもしれえな、優勝してやる」とリング脇の優勝トロフィーを指さして宣言した。24日の2回戦の相手は矢野通に決まった。

また、真壁刀義が辻陽太に、石井智宏がエル・デスペラードにそれぞれ勝利。両者が24日の2回戦でぶつかる。