ボクシングのグリーンツダジムは9日、大阪・枚方(ひらかた)市総合体育館で自粛後初の有観客の興行を実施した。

元日本ウエルター級王者矢田良太(31)の藤井拓也(三迫)との再起戦(8回戦)がメインで計8試合、50ラウンド。新型コロナウイルスの影響でガイドラインが設けられ、本石会長は「許される最大限のラウンド数」と説明していた。

会場は新型コロナウイルス感染防止策を徹底。ラウンドガールも通常はリング内に上がるが、リング外でラウンドのボードを掲げて歩いた。エンターテインメントと感染防止。ともに実施すべく、新たな興行の形態がスタートした。