ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は8日、東京・後楽園ホールで行われ、王者勅使河原弘晶(30=三迫)が同級15位河村真吾(30=ミツキ)に6回1分40秒TKO勝ちし、4度目の防衛に成功した。

序盤からフットワークとスピードで相手を翻弄(ほんろう)すると、6回に連打からの右でダウンを奪取。再開直後に一気にまとめ、輪島功一スポーツジムからの移籍初戦を完勝で飾った。「進化した自信を見せられた。まだまだ伸びしろしかない。世界王者になって、日本のスター、世界のスターになります」と話した。