ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)が17日、横浜市内の所属ジムでスパーリングなどを行い、10月31日(日本時間11月1日)の米ラスベガスでの防衛戦に向けた、国内での調整を打ち上げた。

WBA同級2位のモロニー(オーストラリア)との対戦に向け、18日に渡米する。井上はジムを通じ「最後のスパーリングも納得のいく出来で、上がることができました。今回は、ラスベガスで無観客という未知の世界ですが、とても楽しみでワクワクしています」とコメント。父の真吾トレーナーも「最高の練習を積み上げてきました。内容も攻撃力、防御、出入りのスピードと完璧に仕上がりました。ラスベガスに入って体重調整、疲れを抜いてくだけです」とした。

16日に受けたPCR検査は、井上陣営は全員が陰性だったことも発表された。