ボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54)とのエキシビション戦実現へ、ライバルも動きだした。現役時代、タイソンと2度対決した元3団体統一ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド(58=ともに米国)が来春、英国でエキシビション戦を計画していると英メディア「トークスポーツ」が報じた。

21年4月、O2アリーナで元IBF世界クルーザー級王者グレン・マクローリー(56=英国)とのエキシビション戦に臨むという。

同メディアによると、マクローリーが「ホリフィールドとの対戦は100%起こる。先日、ホリフィールドと電話で話した。彼は私と戦うと言っていた」と両者間で合意していると主張。

ベアナックル・ボクシング(BKB)興行で企画されており、ホリフィールド-マクローリー戦はグローブ装着のエキシビションとして開催されるプランだ。

マクローリーは「我々は4月開催を見据えている。BKB社とも交渉し、彼らは4月にO2アリーナでやりたいそうだ」と現状を明かした。ホリフィールドは11年5月以来9年間、マクローリーは93年7月以来27年間、リングから遠ざかっている。

またホリフィールドは1日(日本時間2日)に声明を発表し「私と戦う前に、なぜ彼がチューンアップの戦いを望んでいたのかはわからない。もう言い訳ははい。土曜日(11月28日)にタイソンが私と戦う準備ができていると言ったので、契約に署名してリングに入る。タイソン、世界は待っている」などとコメント。将来的な「3度目対戦」を熱望していた。