58・5キロ級契約のスーパー・ファイトは、才賀紀左衛門(31)が卜部弘嵩(31)に反則勝ちした。

2回に卜部にこの試合2度目のローブローとなる膝蹴りを入れられ、続行不可能となった。

卜部は前日の計量で1・9キロオーバー。1回に減点2を科せられた。予想外の展開で開始のゴングとなったが、最後も予想外の結末に終わった。

那須川天心や朝倉海らとの対戦歴があり、総合格闘家として知られる才賀は8月にK-1復帰を発表。「立ち技が楽しい。今はK-1のベルトがいちばんほしい」と話していたが、この日は試合を楽しむことができないまま、涙でリングを降りた。