K-1年間最大の祭典となる21年1月24日のケイズフェスタ4大会(東京・代々木第1体育館=日刊スポーツ新聞社後援)に出場する谷川聖哉(24)が身長200センチの前王者撃破に自信を示した。

前K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(32=イラン)との同級3分3回(延長1回)に備え、神奈川のK-1ジム相模大野KRESTで調整。谷川は「当日は必ずビッグインパクトを残して、それを皮切りに来年はベルトを取りたいと思う」と大物食いに自信を示した。

バックボーンとなる空手をベースとしているだけに24日に臨んだ公開練習でも空手着で登場。高々と肩車で担がれたトレーナーの持つミットに向け、ハイキックを蹴り込み「僕は空手家なので、相手が2メートルぐらいあっても、ハイキックが当たれば倒せると思う」とニヤリ。谷川は身長180センチで、カリミヤンとの身長差は20センチとなるものの「(空手時代は)身長だけだったら205センチ、192センチ(体重140キロ)の元ラグビー選手とも戦ったことがある」と臆するところはない。

今月のカード発表会見で並んだ際には「そんなに大きいなとかパワーがありそうだなという風には見えなかったですね」と体格差を気にならなかったという。11月のK-1福岡大会でK-Jeeに敗れて王座陥落したカリミアンについて「ここ最近は打たれ弱い印象があります。1月24日に僕は人生を懸けているので、時間がたてばたつほど自信はあります」と燃えていた。