3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で武尊戦を控えるKrushスーパーフェザー級王者レオナ・ペタス(28)が19日、出身地の埼玉・入間市を表敬訪問した。

Krushウエルター級王者の弟、加藤虎於奈(24)とともに、同市の杉島理一郎市長にKrushで初の兄弟同時王者となったことを報告。虎於奈が1月にKrush王座を獲得したことを受け、2人は初めてベルトを持って市役所を訪れた。

大舞台のメインイベントで、K-1スーパーフェザー級王者武尊に挑むペタスは「今日は弟が主役で、僕が脇役なので。3月28日にK-1のタイトルを獲って、次は弟を脇役にできるように頑張ります」とK-1ベルトを持参しての表敬訪問を約束。同市マスコットキャラクター「いるティー」とコラボしたTシャツにサインした後に「いるティー」と3ショットの記念撮影に応じた。

弟虎於奈は「やっと1つの形としてベルトを持って来ることができて、少しでも入間市に貢献できたかなと思っています」と安堵(あんど)の笑み。さらに「防衛戦が決まったら兄を追い越す勢いで入間市を盛り上げていきます」と更なる飛躍を誓った。

2人の意気込みを受け、杉島市長は「2人の活躍は市民の誇りです。2人のようなかっこいいK-1選手を目指して頑張ろうと思う子供たちが出てくると思います。2人は体が強くて技が奇麗なだけではない、心も素晴らしい人なんだということを入間市の皆さんに伝えていきたいですし、お2人にも入間市の子供に夢や希望を与えられる活動をしてほしいです」と激励されていた。