新WWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーが前王者ザ・ミズを返り討ちにした。

第1試合で前週ロウ大会の再戦となるラシュリー-ミズ戦が組まれ、ラシュリーがハートロックでギブアップを奪い、おしゃべりな前王者を沈黙させた。

王者と挑戦者の立場が逆転したリマッチ。試合前、ラシュリーは「再戦しても同じことが起こる。俺は王者としてレッスルマニア(4月10、11日・米タンパ)に行く」と自信を見せてリングに立った。「試合の後には“新王者”のハッシュタグが踊ることになる」とベルト奪回を狙ったミズが相変わらず「逃げ腰」と見極め、場外に逃げた前王者を捕獲。スープレックスやショルダータックル連打で攻撃を続けた。

ラシュリーがポストに誤爆し、ミズの攻撃を許すシーンもあったが、フラットライナーやスパインバスターで盛り返し、最後は必殺のハートロックで背後から絞めあげてタップ勝ち。王座防衛に成功すると、ベルトを掲げ、王者としての存在感を誇示してみせた。