「毒蛇」ランディ・オートンが特級呪術師となった「小悪魔」アレクサ・ブリスの呪術介入で吐血した。

AJスタイルズとのシングル戦で、ブリスの呪術を受けて黒い血を吐き、大ダメージの中、相手必殺のフェノメナル・フォアアームに沈んだ。

バックステージで「アレクサやフィーンド(ブレイ・ワイアット)に呪われてオートンの頭に声が響くだって。くだらない」とオモスとともにばかにしていたAJスタイルズに対し、オートンが姿をみせて舌戦を展開。さらに「ばかにしているんじゃない。お前が弱いだけだ」と言われたオートンは我慢の限界に達した。「リングでどれだけ俺が『弱い』のか。わからしてやる」と対戦を要求した。 メインイベントで組まれたAJスタイルズとのシングル戦。カーフ・クラッシャーで捕まえられながらも、エレベイテッドDDTを成功させてトドメを刺そうとすると、敵セコンドのオモスのサポートでAJスタイルズの一時退散を許した。すると大型ビジョンに不気味な音色のオルゴールを回すブリスが姿をみせてマッチの火を消すと、リングコーナーに火柱がのぼった。突然、オートンは苦しみだし、黒い血を吐いて倒れ込んだ。何とか立ち上がるとAJスタイルズのフェノメナル・フォアアームを浴びて3カウントを許した。特級呪術師の技とも言えるブリスの不気味な呪術介入で、オートンは屈辱の黒星を喫していた。