「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が、遺恨勃発したWWEグランドスラム達成者セス・ロリンズ(34)に惜敗した。18年11月のサバイバー・シリーズ以来、約2年4カ月ぶりとなるPPV大会でのロリンズとの一騎打ち。ニー・ドロップで先制した中邑が得意の「カモーン」ポーズで挑発すると、マットや解説席にたたきつけられる反撃を浴びた。

盟友セザーロの侮辱を始めたロリンズに怒り心頭の中邑は腕ひしぎ逆十字固めからのけいれん式ストンピング、ヒザ攻撃と猛攻。スピンキックからスライディング式ジャーマンと続けると、ロリンズのバックルボムからファルコンアローで反撃されるなど一進一退の攻防となった。

中邑はランドスライドやリバースパワースラムを成功させ、必殺のキンシャサ(ランニング式膝蹴り)を狙うも回避された。すると後頭部にロリンズの蹴りを浴びて大ダメージ。「侮辱しやがって」と怒りをあらわにされながら必殺のカーブ・ストンプを浴び、3カウントを許してしまった。