「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が、WWEグランドスラム達成者セス・ロリンズに連敗を喫し、盟友セザーロに敵討ちを託した。

21日のPPV大会ファストレーンに続きロリンズとのリマッチに臨んだ中邑はけいれん式ストンピングや断崖式ニー・ドロップで果敢に攻め込み先手を打った。「敬意を払え」といら立つロリンズのスワンダイブ式ジャンピング・ニーやファルコンアローを浴びると、スピンキックからのランドスライドで対抗。さらにキンシャサをかわされた後にも腕ひしぎ逆十字固めの三角絞めで捕獲した。しかし、そのまま持ち上げられ、パワーボムでたたきつけられると必殺のカーブ・ストンプを浴びてフォール負け。試合後も怒るロリンズに暴行されていると、盟友のセザーロに救援された。

バックステージで「セザーロの軽蔑にはうんざりだ。レッスルマニアで対戦して敬意というものを教えてやる」と息巻くロリンズに対し、セザーロはセザーロ・スイング(ジャイアント・スイング)で襲撃。「その挑戦受けてやる」と受諾し、両者が年間最大の祭典で激突することが決まった。WWE年間最大の祭典レッスルマニア37大会は4月10、11日、米タンパで開催される。