28日に行われるK-1の祭典、ケイズフェスタ4大会 Day2(日本武道館、日刊スポーツ新聞社後援)の前日計量が27日都内で行われ、10年ぶりにK-1に復帰する京太郎(34=チーム京太郎)が105・4キロで1発クリアした。

計量ではアニメ・北斗の拳のケンシロウ風の格好で、会見ではマリオの衣装を身にまとい登場。自分のスマホからゲームのスーパーマリオの音楽を流し「クッパを倒す。それしかありません」と意味不明? なコメントで笑いを誘った。

10年にはピーター・アーツをKO、ジェロム・レ・バンナにも勝利するなど輝かしい実績を持つ。11年にボクシングに転向。日本ヘビー級王者にも輝いた。昨年ボクシングを引退し、K-1参戦を決めた。12日の公開練習では蹴りに不安を感じたのか「試合では蹴らない」と話していた。3日前に10年前の自身の映像をチェックし「強かったので練習しなくてもいいのかな」と余裕を見せた。さらに「(蹴りの)練習はしていない。蹴らないってことでいきましょう」と改めて強調した。

相手の実方は117キロと体重差で10キロ以上。相手とは「怖かったので」と目を合わせなかったが「もう少し痩せていて欲しかった」。パンチだけで倒すにはかなりのパワーが必要となるが、笑みを浮かべながら会場を後にした京太郎は、久しぶりのK-1のリングでどんなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まる。