人気ユニット「ジ・アンディスピューテッド・エラ」内の遺恨戦は、カイル・オライリーが制した。

元盟友アダム・コールとアンサンクションド(団体非公認の何でもあり)マッチで激突。にらみ合い、殴り合いの展開からオライリーがクロスボディーから腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けた。コールに場外の防護壁にたたきつけられると、さらに解説席上でブレーンバスターで追撃した。

オライリーが顔面にテレビモニターを投げられるなど試合は激化し、コールによってレフェリーも殴られてKOされた。レフェリー不在のため、コールのパナマサンライズを決められたオライリーだが、カウントは入らずに試合続行。場外戦でギロチン(前方裸絞め)を仕掛けたまま、コールに床へとたたきつられ、ステージも破壊された。

しかし相手得意のラストショットをアンクルロックで回避したオライリーはおきて破りのラストショットを成功させた。さらにローブローで動きを止め、コーナートップから膝にチェーンを巻きつけたダイビング・ニードロップをたたき込んで3カウントを奪った。死闘の遺恨戦を制したオライリーは、リングから担架で運ばれるコールを見下ろしていた。