新潟を拠点に活動する新潟プロレスと菊水酒造(新発田市)が15日、「新潟プロレス×菊水酒造 若獅子菊水杯トーナメント サンビレッジしばた大会」(5月23日、新発田市・サンビレッジしばた)の開催発表を新発田市の同社で行った。

「若獅子菊水杯」は新潟プロレスを含めた5団体からキャリア5年未満の若手8人が参加するトーナメント。11月7日に決勝が行われ、初代王者が誕生する。サンビレッジしばた大会では1回戦4試合を開催。プロレス好きを公言する菊水酒造の高澤大介社長(61)は「若いレスラーに光が当たる場を作りたかった」と話した。またメインイベントには大仁田厚(63)が参戦。新潟プロレスの中心レスラー、シマ重野(47)、大日本プロレス会長で新潟プロレス顧問のグレート小鹿(78)と3人タッグを組むことも発表された。

新潟プロレスは今年が創設10周年。重野は「初代王者が決まった後は新潟プロレスで防衛戦をしていく」と若獅子菊水杯を団体の主要タイトルにしていく構想を明かした。グレート小鹿は「今後は全国の団体から『我こそは』という若者が新潟に集合して争ってほしい」と若手レスラーにげきを飛ばした。【斎藤慎一郎】