10選手による総当たり戦のチャンピオンカーニバル(CC)が行われ、3冠ヘビー級王者の諏訪魔(44)が青柳優馬(25)を破って3勝2敗の勝ち点6とした。

15分を超え、リングに倒れ込んだ両者。先に立ち上がったのは諏訪魔だった。連続バックドロップで青柳を放り投げ、強烈な右ラリアット。さらに必殺技のバックドロップホールドでたたみかけ、青柳をKOした。「俺の完勝だ。これで勝ち星先行。調子が出てきた。優勝目指して突っ走っちゃおうかな」と納得の勝利にトークも滑らかだった。

4都府県に発令された緊急事態宣言により、25、29日、5月3日の後楽園ホール3大会が無観客開催となった。3冠王者として全日本のトップに立つ諏訪魔は「こういう状況だからこそ、俺が勝たないといけない。先頭に立って盛り上げないと。今こそもう1度プロレスの力を見せる時。団体は関係ない」。今後の無観客試合は全日本プロレスTVで生中継される。CCは勝ち点6で6人が並ぶ大混戦。「強いやつが残っていく。熱い試合をするから見ていてくれよ」。画面越しでも勇気と元気を与え、13年ぶりの優勝に突き進む。