WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)が挑戦者セザーロ(40)をギロチン葬し、王座防衛に成功した。

負けたセザーロは試合後、王者の「右腕」ジェイ・ウーソ(35)や因縁が続くセス・ロリンズ(34)にめった打ちにされる屈辱を味わった。

レインズによる意地の防衛だった。ユニバーサル王座初挑戦のセザーロのアッパーカットやシャープシューター(サソリ固め)、ボディアタックを浴びたレインズは冷静そのもの。セザーロの右腕にアームブリーカーを決め、好機をうかがった。さらにスーパーマンパンチで追撃。スーパープレックスやシャープシューターからのクロスフェイスで追い詰めようとしたセザーロを捕獲すると、そのままギロチン(前方首絞め)で失神KOに追い込んでレフェリーストップ勝ちを呼び込んだ。

一方、試合後のセザーロはめった打ちだった。レインズにうながかされたジェイ・ウーソのスーパーキックで倒されると、続けて現れたロリンズにも襲撃された。容赦ないパイプいす攻撃を受けた後、場外で頭部を踏みつけられるカーブ・ストンプを浴び、そのまま動けなくなっていた。