70年代に全日本プロレスに参戦経験がある米国人プロレスラー、ドン・カヌードルさんが17日(日本時間18日)に死去したと同日、複数の米メディアが報じた。71歳だった。死因は明らかにされていないが、報道によれば、近年は何度も体調を崩していたという。

学生時代に重量挙げやレスリングの選手として活躍したカヌードルさんは米ノースカロライナ出身。73年にプロレスデビューし、78年8月には全日本プロレスで初来日した。大仁田厚、ザ・デストロイヤー、グレート小鹿とシングルマッチで対戦。また同時に参戦したミル・マスカラス、ドス・カラスと組み、ジャンボ鶴田、ザ・デストロイヤー、大熊元司組と6人タッグで対戦した。83年にはWWF(現WWE)にも特別参戦。NWA世界タッグ王座を3度戴冠するなど中堅選手として活躍していた。