30日に横浜武道館で開催されたK-1横浜大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、女子注目対決を制した元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIO(26=K-1ジムSAGAMI-ONO KREST)が31日、都内で一夜明け会見に臨んだ。

女子アトム級3分3回で、現Krush女子アトム級王者菅原美優(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を2-0の判定で下したMIOは「(菅原の)きゃしゃ体からパワーある前蹴り、ロー(キック)が武器だなと思いました。Krush王者の強さも実感しました。もっともっとアグレッシブな試合展開をしたかったな」と振り返った。

菅原戦ではコスプレイヤー篠崎こころと宮本彩希がスペシャルラウンドガールを務め、勝利後にはリング上で一緒に写真撮影した。MIOは「ビックリしました。いつもの(ラウンドガールの)お姉さんじゃなくて」と振り返り、自らのコスプレへの興味を問われ「全然、興味ないです」と笑った。また菅原に対して挑発してきたスタイルについて「もともとがこういう性格なので。もっと『素』を出していこうと。昔、16歳でデビューしていい子ちゃんぶっていたので」とキッパリ。さらに「美優ちゃんも『26歳のおばさん怖い』と言っていたそうですし、怖いと思います」とズバズバと言い放った。

K-1中村拓己プロデューサーから近い将来、再び菅原との再戦が組まれるだろうとの見通しが示されるとMIOは「私自身も近い将来、戦うだろうなと試合が終わった瞬間に思った。だから油断できないですね。Krush王座にも、どうなんだろう、興味はあります。チャンスが巡ってくれば挑戦したいと思います」と意欲をみせていた。