ボクシングの18年全日本選手権バンタム級覇者で昨年9月にB級プロテストに合格した村田昴(24=帝拳)が「聖地」でプロデビューすることが決定した。

6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスのヴァージンホテルズでケヴィン・モンロイ(米国)とのスーパーバンタム級マッチで拳を交える。同日興行はメインでは、元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(32=帝拳)が世界的人気スターで元3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)と同級12回戦に臨む。

アマで68勝12敗の戦績を残す村田は所属ジムを通じ「プロデビュー戦が正式に決まり、アメリカでデビュー出来ることになりました!プロのデビュー戦でこのような舞台に立たせてもらえる事に感謝して試合までしっかり仕上げて万全な状態で挑みたいと思います!」と念願のプロ初陣に向けて意気込みを示した。

また中谷の前座でセットされたこともあり「メインで中谷さんとロマチェンコの試合があり、同じ会場で試合できるのがとても楽しみですし嬉しいです!中谷さんのおまけではなく自分も注目してもらえるような試合をします!」などとコメントしていた。

戦績1勝(1KO1)敗のモンロイとのプロデビュー戦まで2週間を切っている村田は中谷とともに近日中に渡米予定だという。