WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が防衛(WBA5度目、IBF3度目)に成功した。

IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)を3回TKO勝ちし、日本人初となる2戦連続の「聖地」防衛に成功した。

圧倒的強さを見せた井上の試合を、多くの海外メディアも報じた。ESPN電子版は「ダスマリナスを支配してタイトルを防衛した」との見出しを付け「モンスターの愛称を持つ井上が、能力をすべて発揮した」と称賛した。

米ボクシング専門サイト「ザ・リング」は「井上は17度のボディーショットで、ダスマリナスを痛めつけた。ファンは、井上と(WBC王者の)ドネアの再戦を臨んでいるだろう」と、次戦以降について報じた。

また米専門サイト「ボクシング・シーン」は「井上がダスマリナスを3回で破壊」と題し、井上の目標である4団体統一への道は「8月14日に行われる予定のドネアとカシメロ(WBO王者)の試合でさらに進んでいく」とした。

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