前日22日の試合でNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦表明をした、永田裕志(53)、小島聡(50)、天山広吉(50)が、王者のYOSHI-HASHI、石井、後藤ら相手に、さっそく前哨戦に挑んだ。この日は仲間に44歳の本間と、48歳の真壁を加え、平均年齢49歳の5人で10人タッグマッチに出場。全員が持ち味を十分に出した試合だったが、最後は本間が石井の垂直落下式ブレーンバスターを食らい、リングに沈んだ。

久しぶりのタイトルマッチ挑戦とあって、第3世代の3人は、いつも以上に燃えていた。試合後も抑えきれず、再び襲いかかった。悔しさと怒りからか、なかなか引き揚げず、最後まで王者をにらみつけた。バックステージのコメントも熱かった。

永田 殺せるもんなら殺して見ろ。パワーもまだまだあるからたたきのめしてやる。

天山 石井よ、お前ナメてんな。3人がガッチリ組んだらどうなるか分かっとるやろうな。

小島 石井は新卒社会人、後藤は高校生、YOSHI-HASHIは中学生。その程度の経験しか積んでない。

闘志に火が付いた3人から次々と厳しい言葉が飛び出した。試合を重ねるごとに結束力を固め、パワーアップする第3世代が、これからも王者を脅かす。