RIZIN29大会(27日、丸善インテリックアリーナ大阪)に出場する吉成名高(20=エイワスポーツジム)が26日、前日計量を行い、一発でクリアした。
昨年8月は2回TKO、12月は1回3ノックダウンでKO勝ち。RIZIN3戦目となる今大会は同い年の誓(20=ZERO)と対戦する。「3度目で慣れてきたのでインパクトのある勝ち方をしたい」と意気込む。
幼少期から空手、ムエタイを学び、キックボクシングでは前人未到のアマチュア17冠を達成。「天才ムエタイ少年」は昨年、満を持してRIZINの舞台に登場した。前回の大会は50・0キロで出場。今回は52キロでの戦いとなる。いずれは53キロでの試合も見据えており「フィジカルを強化してきた。栄養もしっかり取っている。どんどん大きくしていきたい」と増量に手応えを感じている。過去2回はともに強烈な肘打ちを見せてKOしているが「特に狙っていたわけではない。自然と出た感じ。他の技でもKOできる」と引き出しの多さも見せる。
対戦したい相手は那須川天心。昨年大みそか大会の勝利後は「試合をしてみたい選手がいて、その選手は来年キックボクシングを卒業しちゃうみたい。僕がその前に勝ってこれから引っ張っていく」とリングの上で堂々と明かした。13日東京ドーム大会で那須川は対戦相手を募集していたが、ボクシングルールだということで断念。「キックルールだったら、今年の大みそかに戦いたい。そのためにも今回勝ってアピールしたい」と意欲を見せる。
「自分に求められているのは圧倒的で魅了する試合を期待されている。前回とは違った強さを見せられる。RIZINのキックは吉成名高だと言われるようになりたい」。今回も宣言通りのKO勝ちで、世間を驚かせる。【松熊洋介】

