ボクシングのアマチュア8冠で軽量級ホープの中垣龍汰朗(21=大橋)が、プロ3戦目で初めて王座戦に挑む。

8日のフェニックスバトル78大会(本社後援、東京・後楽園ホール)で、花田歩夢(19=神拳阪神)との日本ユース・スーパーフライ級王座決定8回戦を控え、7日には都内で前日計量に出席。リミット52・1キロでクリアした。元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーの指導を受け、昨年8月に2回KO勝ちでプロデビュー。今年1月のTKO勝ちを経て、王座戦が組まれ、初めてメインイベントに抜てきされた。

中垣は「期待していただいてうれしいし、実力を出す自信もある。あとは勝つだけかなと思います」と平常心。2戦連続KO勝ちで臨むタイトル戦に向け「派手に倒してやろうだったり、印象の良い勝ち方をするという意識に持っていかず、自分のベストを尽くすことが1つテーマ」とキッパリ。さらに「全体的に集中力を切らさないように。あとは自分自身への意識が強くなっている。それが良いパフォーマンスにつながる」と自然体を貫いた。

対戦相手となる花田は15歳で単身メキシコにわたり、現地で4勝(3KO)無敗で帰国。国内では昨年12月、今年4月と2連勝している。勢いに乗る対戦相手に対し、中垣は「メキシコは独特なテンポとリズムがある。近くても遠くても上手なボクシングをすると思うので、テクニックもあるし、そこの駆け引き。駆け引きは得意です」と口にしていた。

一方、中米からの逆輸入ボクサーとなる花田は「メキシコ仕込みのボディーをみせていきたい。(中垣の)サウスポーにボディーを当てるのは難しいけれど当てていきたい」と自信たっぷり。アマ8冠ボクサーに対し「プロとアマの戦いは全然違う。僕は16歳からプロやっているので負けられない。勝って圧倒しないといけないと思っています」と気合十分だった。