前ロウ女子王者アスカ(39)が4WAY形式の前哨戦でピンフォール負けを喫し、昨年に続くマネー・イン・ザ・バンク(MITB)女子ラダー戦連覇に暗雲が漂った。18日(日本時間19日)に控えるPPV大会のMITB女子ラダー戦前哨戦としてニッキー・アッシュ(クロス)、アレクサ・ブリス、ナオミと4WAY形式で対戦したが、アッシュによる執念の丸め込みで3カウントを奪われた。 はしごの上に設置された王座挑戦権利書入りブリーフケースを奪い合うMITB女子ラダー戦に備え、アスカは「ワシが勝つところ見せたるわい! 2度目のMITB権利書を手に入れるぞ」とリングに向かうと、ブリスにスピンキック、アッシュにはナオミとのダブル・ドロップキックを放って勢いづいた。

試合途中に現れたエヴァ・マリー、ドゥドロップを威嚇したブリスは2人に防護壁外に投げ飛ばされ、姿を消した。残ったアスカら3人が激しい攻防を展開。アスカがナオミに腕ひしぎ逆十字固め、ダブル・ニーでダメージを与え、アッシュに対してアスカロック(羽根折り式裸絞め)を狙ったものの、アッシュによる執念の丸め込みでフォール負けを喫してしまった。3カウントを許したアスカは大喜びするアッシュを横目に信じられない表情を浮かべながら悔しがっていた。