矢野通(43)がチェーズ・オーエンズとの前哨戦に勝利し、9月4日大会での「KOPW2021」争奪戦に向け、弾みを付けた。
同争奪戦では、両者の提案したルールのうち、どちらを採用するかを現在SNSで投票中だ。矢野が提案したのは「反則なしで、相手にマイクでギブアップと言わせる」というもの。この試合で試そうと、開始早々マイクを突きつけ、ギブアップを迫ったが、邪道に妨害された。その後は一方的に攻撃されたが、パートナーの真壁に助けられ、最後に邪道を丸め込んで制した。
昨夏から「KOPW2020」を守り抜き、今年も「KOPW2021」を保持していたが、7月の東京ドーム大会で奪われた。前哨戦ではいつも以上に大きな声を上げ、自らを鼓舞するなど闘争心をあらわにしている。「あまり俺を怒らせるなよ」とイライラを募らせている。
一方「KOPW2021」保持者のオーエンズは「両選手の手首をテキサス・ストラップでつなぎ、4つのコーナーパッドを連続してタッチした方が勝者」というルールを提案した。今年2月27日大阪城大会で矢野と対戦した際に苦しめた経験があり、再びの申し入れ。今シリーズの前哨戦でも毎試合後に矢野を襲撃し、テストしている。この日も敗れはしたが、試合後に矢野をテキサスストラップでメッタ打ちにした。「仮にお前のルールが選ばれても、ストラップは禁止されていない。お前の両親に代わってお仕置きしてやる」と勝利を確信する。
投票締め切りは18日の昼12時。果たしてどちらのルールが採用されるのか。決まった後の24日からの前哨戦も激しい戦いとなる。【松熊洋介】

