オカダ・カズチカ(33)が、9月4日(メットライフドーム)にシングルマッチを行うジェフ・コブとの前哨戦で連敗した。

パートナーの本間がコブにツアー・オブ・ジ・アイランドでKOされ、リング下にいたオカダも助けることができなかった。

オカダは7月25日の東京ドーム大会でコブとシングルマッチを行い、逆転の丸め込みで勝利していた。納得のいかないコブが再戦要求し、9月の対戦が決定。24日から始まった前哨戦では、コブがオカダの得意技であるツームストンパイルドライバーを仕掛けたり、レインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドを決めるなどして挑発した。さらに勝利後にはコーナーに登って、両手を広げるオカダのポーズをまねするなどやりたい放題。それでもオカダは「だいぶレインメーカーのこと、お気に入りみたいだね」と一蹴した。

やられたからといって、仕返しをするつもりはない。「ジェフの技を使ってやる、なんて全く思っていない」と話し「ツームストンパイルドライバーで何回でも突き刺してやる」とあくまで自分の得意技で決着を付けるつもりだ。それでもこれまでレインメーカーもマネークリップも繰り出しているが、コブを沈めることができていない。前哨戦は26、27日の残り2戦。しっかり勝利して、負け惜しみでないことを証明し「恨みを晴らす」と挑発するコブを黙らせる。