3WAYマッチとなったIWGPタッグ選手権試合は、王者タイチ(41)、ザックセイバーJr.(34)組が勝利し、初防衛に成功した。
リベンジに燃える内藤、SANADA組、NEVER無差別級6人タッグとの2冠を狙うYOSHI-HASHI、後藤組との戦いを制した。
リング上では1対1がルールだが、6人が守るはずもなく、最初から誰が出るかでもめ、すぐに全員がリング上で暴れ出した。誰かが3カウントを奪った時点で勝利となるため、敵の選手がカットに入るなど、普段見られないシーンも。攻守がめまぐるしく入れ替わる戦いに、セイバーJr.は「メンドクサイ、こんなのもうやりたくない。今日であいつらバカたちとは終わりだ。もう十分過ぎる。別の挑戦者をよこせ」とお疲れの様子。最後は挑戦者組を戦わせ、体力を消耗したところで、タイチがYOSHI-HASHIを天翔十字鳳でKO。「1度に2チーム片付けられたから良かった。最強を証明できた」と語った。
内藤、SANADA組とは3連続でのタイトルマッチ。7月11日は敗れて再戦を要求し、勝利した25日には再戦を要求された。さらにYOSHI-HASHI、後藤組にも割り込まれ、3WAYマッチ実現となった。セイバーJr.は「この1年はベルトの防衛と挑戦の繰り返しで一気に老けたよ」と苦笑い。タイチも「長くやったバックステージ問答もこれで終わり」と2組との対決に終止符を打った。
18日からのG1クライマックスでは別の組で別れて出場。タイチは「タッグ王者同士の決勝も見えてきたんじゃないか?」と10月21日決勝で対決の可能性も示唆した。「一時ライバルにはなるが、今までもこれかも最強のパートナー」。最強タッグの2人は、今度はシングルでそれぞれが最強を証明する。【松熊洋介】

