ロウ女子王者シャーロット・フレアー(35)が「大女」ナイア・ジャックス(37)を下し、王座防衛に成功した。

試合後には「小悪魔」アレクサ・ブリス(30)の要求を受け、26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ大会での防衛戦が決まった。

序盤から敵セコンドのシェイナ・ベイズラーとのいざこざが続いた挑戦者ジャックスに対し、王者フレアーは貫禄の試合運び。最後はコーナートップからジャックスをナチュラルセレクションでマットにたたきつけ、8分49秒、フォール勝ち。フレアーが高々とベルトを掲げて勝利をアピールしていると、大型ビジョンに登場したブリスに「試合が終わったんだから楽しいことしようよ。私たちのプレーグラウンド(遊び場)に招待するわ」と声を掛けられた。

フレアーは「心理戦に興味ないから行かないわ」とそっけなく返答すると、ブリスから「来ないなら私から行くわ」と暗闇からリングに姿をみせた。目の前の小悪魔からベルトを指さされたフレアーは「王座戦が狙いなの? いいわ。でもここはあなたのではなく私のプレーグラウンドよ」と承諾。PPVエクストリーム・ルールズ大会で両者による王座戦が電撃的に決まった。