スマックダウン女子王者ベッキー・リンチが26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ大会(米コロンバス)で臨む防衛戦の挑戦者ビアンカ・ブレアに調印書を投げつける暴挙に出た。

先に登場したブレアから「ベッキーは闘いから逃げないからリスペクトしてたんだけどね。エクストリーム・ルールズでは王座を取り戻す」と言いながら調印書にサインをすると、満を持して王者リンチがリングに入った。

真っ赤なコートにサングラス姿のリンチはベルトを挑戦者に誇示しながら「もしサインしなかったらどうなる?」と拒否する姿勢を見せてじらした。ブレアの「サインして」連呼に合わせ、会場の観客からも「サインしろ」チャントがわき起こった。これにリンチは「直前で復帰が決まって、26秒で王者を倒してこの扱いか…。一発屋のビアンカが相手なんだぞ」と失望感をあらわにし「わかったよ。対戦してやるが、前回と同じ結果に終わるからな」と忠告しながら、調印書のサインに応じ、そのままブレアに投げつけて遺恨を深めた。