「野獣」ブロック・レスナーがプロレスの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンのリングに登場し、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズを威圧した。ウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)、ポール・ヘイマンとともにオープニングに登場したレインズが「俺たちがWWEを仕切っている。皆、俺を認めろ」と威圧感たっぷりに話していると、レスナーがステージから姿をみせてリングに入った。

マイクを持って話そうとしている元代理人のヘイマンの話を遮り、レスナーは「なぜ俺がサマースラムに行くことをレインズに言わなかったんだ?」と質問を投げかけた。ヘイマンに「知らなかったんだ」と言い訳されていると、ヘイマンからベルトを取り上げたレインズに立ち去られてしまった。

リングに残ったレスナーはヘイマンに対し「お前が首にされる前に俺の王座挑戦を受け入れろ。5秒以内だ」と王座戦を要求。さらにヘイマンにF5を狙ったが、リングに戻ってきたレインズからスーパーマンパンチを浴びてヘイマンもろとも倒れこんだ。ウーソズのスーパーキックも顔面に浴びたものの、ウーソズにダブル・クローズライン(ラリアット)からの投げっぱなしジャーマンで倍返し。ザ・ビーストぶりを存分に発揮していた。