新型コロナウイルス陽性判定で離脱していたNXTクルーザー級王者KUSHIDA(38)が、ついにカムバックした。次期挑戦者ロデリック・ストロングの目の前に姿を見せ、「準備ができたぞ」と防衛戦再開を宣言。次週23日配信のNXT大会で防衛戦に臨むことが決まった。

黒ジャージーのユニット「ダイヤモンド・マイン」メンバーが集結。クリードブラザーズがダン・ジャーモン、トレバー・スケリー組とのタッグ戦に勝利した後、ストロング、ハチマン(鈴木秀樹)、マルコム・ビベンス、アイビー・ナイルがリングを占拠した。ベビンスがアイビー・ナイルのユニット加入を発表していると、満を持してKUSHIDAがベルトを持ってステージに姿をみせた。

NXTクルーザー王者らしく堂々と「ビベンスはしゃべりすぎだ。ロデリック、俺は対戦する準備ができたぞ」と自らの離脱で1度は流れた防衛戦に臨む姿勢を示した。するとビベンスの提案で次週のNXT大会でのKUSHIDA-ストロング戦のタイトルマッチが決まった。

KUSHIDAは自らのツイッターで「僕は自分に満足したことがないし、常に学んで成長することが必要だ。それがWWEに来た理由。僕の実力を再び証明する時がきた。次週のNXTが待ち遠しいぜ」と意気込みを示した。一方、ストロングの仲間ハチマンは「お元気そうで良かったです。来週お会いしましょう」と投稿していた。

KUSHIDAは8月19日配信のNXT大会でストロングとの防衛戦に臨む予定だったが、ドクターストップで急きょ中止された。9月8日には公式インスタグラムに動画を投稿したKUSHIDAは「3週間前、NXTのテレビマッチで防衛戦ができませんでした。新型コロナウイルス検査で陽性で、家族も陽性でした。幸いなことに、みんな大丈夫です」などと英語で報告。近日中にリング復帰することを明かしていた。