負傷を理由にサモア・ジョーから返上されたNXT王座は、トマソ・チャンパ(36)が獲得した。ピート・ダン、フォン・ファグナー、LAナイトとの4WAY形式の同王座決定戦を制し、新王者となった。

チャンパはダンとのエルボー合戦からヒザ攻撃で圧倒。LAナイトをフォールしていたワグナーを排除すると、最後はフェアリーテール・エンディングでLAナイトを沈め、3カウントを奪った。

8月22日のPPV・NXTテイクオーバー36大会でカリオン・クロスを下し、新王者となったジョーは12日(同13日)、自らの公式SNSを更新。WWEのメディカルからのドクターストップを受けて王座の返上を表明した。

脳振とうの問題でリングから離れ、4月には1度WWEから解雇されたものの、6月にNXTのGMアシスタントとして現場復帰し、選手としての活動を再開したばかりだった。これでリニューアルされたNXTは王者チャンパがけん引することになる。