「ザ・マン(超雄)」ことスマックダウン(SD)女子王者ベッキー・リンチ(34)が次期挑戦者の晴れ舞台をぶち壊した。

26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ大会(米コロンバス)で前王者となる挑戦者ビアンカ・ブレア(35)とリング上で対峙(たいじ)したが、マンハンドルスラムで撃沈した。

大会エンディングに登場したテネシー州ノックス郡の郡長ケインの紹介で、地元ノックスビル出身のブレアがリングへ。家族らも見守る中で「エクストリーム・ルールズでSD女子王座を取り戻す」と王座奪還を宣言していると、SD女子王者リンチが登場した。「(王座獲得したPPV)サマースラムのようにエクストリーム・ルールズは私のためのPPV大会になるけど、今日はあなたのものよ」と握手を求めた。

警戒されながらも握手に応じたブレアに手を捕まれ、キス・オブ・デスを狙われたリンチだが、ここは王者が一枚上。最後はマンハンドルスラムでブレアをマットにたたきつけ、リングを立ち去っていた。