クルーザー級(90キロ)王者シナ・カリミアン(33=イラン)が京太郎(35)とヘビー級(100キロ)3分3回で対戦、2-1で延長判定勝ちした。

183センチの京太郎に対し、カリミアンは2メートル。身長差17センチを生かした得意のバックブローで主導権を握り、元プロボクシングのヘビー級3冠(WBOアジア太平洋、OPBF東洋太平洋、日本)の京太郎のパンチ力を封じた。

3回の判定では、29-29、30-29、29-29でカリミアンに1票入るも、延長戦に突入。するとカリミアンは前へ出てワンツー、バックブローを繰り出し、勝利をたぐり寄せた。勝利が決まると雄たけびを上げて喜んだ。ビッグネーム撃破に「今日は楽しくできた。試合前にSNSで私を挑発していたので、リング上で教育した。昔からパワーには自信があったので、重い選手とやるのも問題ない。自分は最初にK-1のクルーザー級、ヘビー級の2階級を制覇する選手になる」と興奮していた。