WBC世界ライトフライ級王座の9度目防衛に失敗した寺地拳四朗(29=BMB)は、負傷した右目上を15針縫い、一夜明けた23日は休養に努めた。

挑戦者の同級1位矢吹正道(29=緑)に10回TKO負けで、目標に掲げていた元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の防衛回数13回超えを果たせなかった。父のBMBジム寺地永会長は今後について「吹っ切れてやるのか、本人次第です。年内はないでしょう。しばらく時間をおいてのことになると思います」と話した。