「元気ですかーッ!」。アントニオ猪木ファン待望の高画質作品が完成した。猪木氏が自ら選んだ歴史的名勝負26試合、名言・語録含め初公開映像が詰まった総収録分数943分の「アントニオ猪木デビュー60周年記念Blu-ray BOX」(発売元=東京サウンド・プロダクション、販売元=TCエンタテインメント)が29日に発売される。

アントニオ猪木公式YouTubeで闘病生活から復活し、自宅に戻った映像が話題になったアントニオ猪木は記念すべき作品の発売を迎えるにあたってコメントを寄せた。

「元気ですかーッ! 猪木デビュー60周年ということで、いろいろな物が発売されていますが、ブルーレイBOXも発売となります。このブルーレイを観て、皆さんが元気になってもらえたら嬉しいです。私も日々戦いです。リハビリを頑張って、また皆さんの前で元気を送る事が出来るようになります!」

「勇気」と「元気」そして「夢」を与え続けたアントニオ猪木の初の高画質Blu-ray 4枚組BOXが発売される機会を得て、病を乗り越えて再びファンと再会することを誓った。

1960年(昭35)9月30日に東京・台東体育館で大木金太郎戦でデビューしたアントニオ猪木(デビュー当時は猪木完至)。昨年デビュー60周年を迎えた。今回の作品は記念すべきデビュー60周年の最後の日に発売される。総収録分数は15時間超えの943分。4枚組の内容はアントニオ猪木が選んだ歴史的名勝負26試合を「自薦名勝負集」としてディスク3枚に収録。そして「魂の咆哮」ディスクでは「いつ何時、何処でも、誰の挑戦でも受ける」「出る前に負ける事を考える馬鹿いるかよ!」「元気ですか!」「この道を行けばどうなるものか」「道はどんなに厳しくとも笑いながら歩こうぜ!」「今俺は人生のホームレスをやっています」「1・2・3ダー!」など数々の名言、語録が生まれた瞬間を初公開の映像を加えて収録した。

さらに1972年の新日本プロレスの貴重な旗揚げ戦のあいさつ映像から、大物日本人対決、格闘技世界一戦なども時系列で収録された。

◆お知らせ 日刊スポーツでは、29日付の新聞朝刊で貴重な映像を収めた猪木さんの作品を読者プレゼントします。応募詳細は当日の紙面をご参照ください。