プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶(31=三迫)が11月27日、米ラスベガスでIBF世界同級挑戦者決定戦に臨むと27日(日本時間28日)、米老舗専門誌ザ・リングが報じた。

現在、IBF同級3位の勅使河原は同級4位マーロン・タパレス(29=フィリピン)と同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)への挑戦権を懸けて拳を交えるという。会場はパークMGMのパークシアターを予定。同興行メインはWBO世界同級王者スティーブン・フルトン(27)-WBC世界同級王者ブランドン・フィゲロア(24=ともに米国)戦の王座統一戦が組まれている。

現在10連勝中で東洋太平洋王座4度防衛成功中の勅使河原はWBC同級4位、WBO同級13位にもランクイン。20年8月には輪島功一スポーツジムから三迫ジムに移籍していた。一方、元WBO世界バンタム級王者タパレスは17年4月に大森将平を11回TKO撃破。19年2月には岩佐亮佑とのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に敗れ、世界2階級制覇に失敗していた。