メインはNEVER6人タッグ王者の石井智宏とグレート・O・カーンがシングル(30分一本勝負)で初対戦した。

O・カーンが主導権を握るが、石井が垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、最後は片エビ固め。26分26秒で激闘を制した。

石井は試合後、「O・カーン、こういう試合だったら何度だってやってやる。結局リング外で何をやってもリング上がすべてなんだよ。リングで生き様見せてみろ。それからの話だ。今日で勝ち越し4-3(4勝3敗)か。いや違うな。俺の中ではイーブンだ。大阪で公式戦じゃねえけど、勝って勝ち越してやるよ」。

激闘の興奮も冷めないままにまくしたてた。

かなりのダメージを負いながら、つかんだのは大きな勝利。石井が今後の戦いに向けて、前進するきっかけをつかんだ。【実藤健一】