スランプから大きな一歩を踏み出した。GHCタッグ王者清宮海斗(25)が、セミファイナルで仁王(39)に快勝した。

序盤から、パワーを誇示した。体格差を生かしたボディスラムを繰り出すなど、ジュニアヘビー級の相手を圧倒。反則技をものともせず、最後は垂直落下式リバースDDTをさく裂させ、3カウントを奪った。

悪い印象を拭い去った。5月22日に同会場で行われたNOSAWA論外戦では、パイプ椅子で殴打され大流血の末に敗北。「あれがプロレスかよ。わかんねえ!」と暴れ回った。その敗戦から自分を見失った。

因縁の地で価値ある1勝。バックステージに現れた清宮は「ここで足踏みしていられないよ!」と晴れ晴れした表情で話した。17日(クラブチッタ川崎)は、NOSAWA論外や丸藤正道らと6人タッグマッチで対決する。「対戦相手を見ても誰から見ても、自分が(一番、今後へ)大きく踏み出せるんじゃないかと思う」とにやり。「常に狙っていくから!」と、強敵超えを高らかに宣言した。