スマックダウンからロウに移籍したセス・ロリンズが、早くもWWEヘビー級王座次期挑戦権をゲットした。

同じくロウに移籍したレイ・ミステリオJr.、フィン・ベイラー、ケビン・オーエンズとのラダー(はしご)形式4WAY挑戦者決定戦を制した。

リングでWWEヘビー級王者ビッグEから「スマックダウンからやって来たのは誰だ?」と問いかけると最初にロリンズが登場。さらにミステリオJr.、ベイラー、オーエンズが次々と姿をみせて王座挑戦を表明し、そのまま4選手によるラダー形式の挑戦者決定戦が発表された。

メイン戦で組まれた挑戦者決定戦では、ロリンズがオーエンズにDDTを成功させ、ベイラーもラダーにたたきつけた。ベイラーによるスリングブレイドやドロップキックをしのぎ、チャンスを待つと、オーエンズを場外のラダーに投げ飛ばした。ベイラーを捕獲し、カーブ・ストンプで沈めると、ラダー上の王座権利証を奪取し、挑戦者決定戦を制した。試合後、ロリンズは王者ビッグEともにらみ合った。握手を拒否されると「俺が次の王者だ!」と叫び、その場を立ち去っていた。