プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が、ボクシング世界選手権で金メダルを獲得した岡沢セオン(25=INSPA)、坪井智也(23=自衛隊)の2人を祝福した。

12年ロンドン・オリンピック(五輪)ミドル級金メダルを獲得する前年に世界選手権で史上初の銀メダルを獲得していた村田は6日に公式SNSを更新。「世界選手権の金メダルは偉業中の偉業。いつかは破られるのかと思っていた僕の銀メダル、たったの10年で…しかも2人…悔しいな笑 本当におめでとうございます」と祝福した。

10年前、アマチュアボクシング界が置かれていた現状を思い出しつつ「ボクのアマチュアの頃、競技が違うというだけで、プロよりレベルが下に見られる事がめちゃくちゃ悔しかった記憶があるので、そうではないということを、2人を筆頭にアマチュアボクシング界の皆様が体現してくれることを願っています。改めておめでとうございます!! 本物の偉業!凄すぎる!」とつづった。

また、自らが銀メダルを獲得した当時、大きな話題として取り上げられることが決して多くなかったことを振り返るように「オリンピックという冠だけでなく、こういった価値ある大会での金メダルが大々的にメディアでも取り上げられますように!」とも付け加えていた。