ボクシングWBC世界ライトフライ級新王者の矢吹正道(29=緑)と、前王者の寺地拳四朗(29=BMB)の再戦が決まった。大阪市内で15日、興行権を持つ真正ジムの山下正人会長、緑ジムの松尾敏郎会長、BMBジムの寺地永会長が記者会見し、WBCから再戦命令が届き、両陣営で合意したと発表した。

   ◇   ◇   ◇

◆主な「再戦」タイトルマッチ

▼村田諒太-ロブ・ブラント(米国) 村田がWBAミドル級で2回目防衛戦として18年10月にラスベガスで初対戦し判定負け。19年7月に大阪で再戦、2回TKOで王座奪還した。

◆長谷川穂積-ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ) 05年4月に世界初挑戦で判定勝ちし、WBC世界バンタム級王者に。06年3月に神戸で2度目防衛戦として再び対決し、9回途中TKOで防衛に成功した。

◆徳山昌守-川嶋勝重 日本ジム所属同士の対決は、03年6月にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチで徳山が判定勝ち。04年4月の再戦で川嶋が1回TKO勝ちで王座を奪う。05年7月、3度目対戦で徳山が判定勝ちし返り咲き。