元世界3階級制覇王者で3150ファイトクラブ会長の亀田興毅氏(35)が3日、急募した対戦相手を週明けにも発表する。

16日にメルパルクホール大阪で興行を行うが、メインにWBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29=緑)の弟、WBOアジアパシフィック・ライト級5位の力石政法(27=同)のノンタイトル8回戦を計画していた。

しかし、コロナの変異株の水際対策として政府が外国人の新規入国を制限。力石の対戦相手だったフィリピン選手も入国できない見通しとなった。興毅会長はファイトマネー100万円で対戦相手を急募。反応は早く、「ほぼ決まった」とし、週明けにも発表される。コロナ禍に振り回されるボクシング界。興毅会長は「オミクロン(株)、しばきますよ」と憤った。