両団体の人気ユニット同士の激突は、新日本の「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)」に軍配が上がった。

L・I・JのBUSHI(38)、高橋ヒロム(32)、SANADA(33)、鷹木信悟(39)、内藤哲也(39)組が、ノアのユニット「金剛」の亜烈破(あれは)、タダスケ(35)、征矢学(37)、拳王(37)、GHCヘビー級王者中嶋勝彦(33)組と10人タッグ戦に臨み、前IWGP世界ヘビー級王者鷹木が26分33秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン(リストクラッチ式変形デスバレードライバー)でタダスケを沈めて勝利をもぎ取った。

内藤-中嶋の激突で始まり、全日本時代にタッグを組んでいたSANADA-征矢の対決、内藤-拳王のユニットのボス対決とスピーディーに試合が進むと、鷹木が満を持して登場。金剛軍の集中砲火を浴びて窮地に立たされたが、闘龍門時代の同期タダスケの地団駄ラリアットをパンピングボンバーで相打ち応戦。両ユニットが入り乱れる中で、鷹木がエルボーなどでタダスケを追い詰め、パンピングボンバー連発で追い打ち。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで倒した。

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同期に向け「タダスケ、ただのスケベじゃねえぞ? タダスケだよ。18年たってもこの(実力)差が縮まっていないようだな。だがよ、タダスケ、お前にも良い刺激をもらった」とエールを送った鷹木は「中嶋勝彦、相変わらず良い蹴りをしているな。鷹木には勝ったことがあるから興味ない? 馬鹿野郎! 最後に試合してから10年たっているぞ。お前のその発言、俺は逃げだと思っているからな」と中嶋との対戦をアピールしていた。