K-1スーパーフェザー級の問題児芦沢竜誠(26)が、KO率100%の西元也史(24)との打ち合いを制し、2回1分58秒にKO勝ちした。

武尊が11カ月ぶりのリング、軍司泰斗と対戦/K1ライブ速報>>

芦沢が自然体の動きで西元に逆転勝ちした。26日の試合前日会見で「ぶっちゃけ対策もしていない。その時を楽しみたい」と話した通りの戦いぶりを見せた。

先手を取ったのは西元。左フックで最初のダウンを奪った。すると、勝負師芦沢にスイッチが入った。連打でダウンを取り返すと、膝蹴りで2度目のダウンも奪った。最後は右フックで3度目も決めて逆転、芦沢はコーナーポストに登り、勝利の雄たけびを上げた。

ラップ曲を自ら歌って入場。試合でも芦沢らしい決着を演じて見せた。「前は俺ひとりで戦っていると思っていたが、今は仲間とみんなに支えられている」と応援を力に勝利を引き寄せた。

勝利のリングで舌はさらに滑らかになり、6月の武尊-那須川天心戦が行われる大会に言及。「6月、俺が出なきゃ始まんないでしょ。誰とやってほしいかつぶやいて」と客席にSNSへの発信をリクエストしていた。