初代タイガーマスクの佐山サトル(64)が元気な姿を見せた。

8日、自身が主宰するストロングスタイルプロレスの会見に出席。昨年12月31日に亡くなった故ストロング小林さんの追悼興行を、今月17日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。佐山は代表理事の新間寿氏(87)のあいさつ後にマイクを持ち、「私の意見も新間さんと同じです。やっぱり(新日本プロレス)50周年は新間さんがいなきゃダメだと思いながら過ごしています」と短く話した。

15年に狭心症を発症。心臓を手術してからは、歩くのがやっとの状態が続いていたが、徐々に状態が回復し、近年はつえなしで歩くこともあった。この日は、電動車いすで移動した。口数こそ少なかったが、隣席で話す新間氏をほほ笑みをたたえながら見守っていた。

今月1日に東京・日本武道館で行われた新日本プロレス創立50周年記念セレモニーは、体調不良を理由に欠席。ビデオメッセージでの登場にとどまり、体調が心配されていた。