東日本ボクシング協会は9日、2年前にワタナベジム渡辺均会長(72)に対して新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン違反として科した罰金50万円の処分を取り消すと発表した。

同日、都内で開かれた理事会で承認された。当時の処分が重すぎたこと、さらにワタナベジム関連の興行でコロナウイルス対策を十分にしてきたことなどを精査した上で認められたという。

渡辺会長は協会主催となる20年9月6、24、25日の東京・後楽園ホールでの東日本新人王予選で、入場券を所持せずに座席に着いたり、立ち見で観戦。協会役員らが注意したが、違反を繰り返したとして同10月、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに違反で協会から罰金50万円の処分を下されていた。

理事会後、東日本協会のセレス小林会長とオンラインで会見に臨んだ渡辺会長は返納される罰金50万円について東日本協会の発展のために寄付するとした上で「このたび、私が令和2年10月に受けた処分について、改めて十分な精査を行って頂いた結果、取り消されることになりました。すべての協会理事、執行部の方々に感謝申し上げます。今後は、私の経験を生かし顧問相談役として、ボクシング界の発展に務めていく所存でございます」などと感謝の言葉を口にした。